ホットヨガは、普通のヨガに比べると持ち物はやや多めです。
ウェアや汗ふき用のタオルはともかく、シャワー用バスタオルや替えの下着、1リットル以上のお水などは、常温のヨガでは必要ないかもしれません。さらにヨガマットも持参すると、荷物はよりかさばってしまうでしょう。
ここでは、ホットヨガの基本の持ち物や、荷物をなるべくコンパクトにまとめるコツ、気持ちよく続けるためにそろえたほうがいいもの、などをご紹介していきます!
目次
ホットヨガの基本の持ち物
スタジオによっても異なりますが、ホットヨガでは一般的に以下のようなものが必要です。
- 運動ができる上下ウェア
- 汗ふき用タオル
- シャワー用バスタオル
- 替えの下着
- 多めのお水(1リットル以上)
スタジオによっては、手ぶらでOKのコースを用意していることもありますが、そのぶん料金は高くなります。
また、スタジオではお水の販売やタオル類のレンタルを行なっていますが、毎回利用するとなるとけっこうな額になりますので、節約するためにはなるべく自分で用意していきましょう。
次に、それぞれの持ち物を選ぶコツや、注意点などをご紹介したいと思います。
運動ができる上下のウェア
ホットヨガでは多量の汗をかくため、できれば速乾性にすぐれた素材で、袖や丈が短めのものを選ぶことをおすすめします。また、動きをジャマしないよう体にフィットしたものがベストです。
長く継続できそうな場合は、ホットヨガ専用のウェアの購入も検討してみましょう。
タオル類
ホットヨガのレッスン中は、汗ふき用のフェイスタオルが必須です。とくに発汗が多い方は、少し大きめのタオルを用意するといいでしょう。
また、レッスン後はシャワーを浴びる人がほとんどだと思いますので、シャワー用のバスタオルも持参します。
スタジオによっては、ヨガマットの代わりにバスタオルを敷くところもあります。その場合は、シャワー用とは別にもう1枚持っていったほうがいいかもしれません。
替えの下着
常温ヨガと違い、ホットヨガでは着てきた下着をそのまま着て帰るのはほぼ不可能です。汗でびっしょり濡れますので、かならず替えを用意しましょう。
水
大量の汗が出るホットヨガでは、多め(1リットル以上)の水が必要です。
自宅の水道水を汲んでいくか、安いミネラルウォーターを買うのが経済的ですが、忘れた場合はスタジオで買うこともできます。
また、スタジオによっては水素水などのウォーターサーバーが使い放題になるオプションを用意しています。たとえばLAVAの場合、月額1,100円かかりますが、毎回お水を持って行くのが難しい方にはとても便利です。
ちなみに、お茶は利尿作用があるためスポーツ中の水分補給には向いていません。かならずお水、できれば常温のものを選んでください。
ホットヨガに通うなら、ヨガマットは買ったほうがいい?
以上は基本の持ち物ですが、ヨガといえば「ヨガマットは要らないの?」と思われる方もいるかもしれません。
ホットヨガでもヨガマットを使うところが多いのですが、ほとんどのスタジオでは無料でレンタルできます。ですから、ムリに買う必要はないのです。
もし、ある程度レッスンを受けてみて「これからも続けられそうだな」と思った時には、自分専用のマットを買うのもいいと思います。
スタジオによってマットの推奨サイズが決まっている場合があるため、通っているスタジオに確認してから購入したほうが安心です。
あると便利!ホットヨガにおすすめの持ち物
スタジオから指示されることはあまりないけれども、あると便利な持ち物をいくつかご紹介します。
濡れたものを入れるビニール袋
レッスン後、塗れたウェアや下着、タオルなどを入れるビニール袋は必須です!
更衣室に袋を用意してくれているスタジオもありますが、そうでない場合はかならず持っていきましょう。
ヘアゴム(髪が長い人)
髪が肩より長い方は、レッスン中にジャマにならないよう、ヘアゴムを持参しましょう。いつも持って行くバッグの中に常備しておくといいですね。
コンタクトレンズ
ホットヨガスタジオ内ではメガネが曇ってしまうため、普段メガネの方はコンタクトレンズを入れていくか、持参することをおすすめします。
クレンジング・洗顔・シャンプー・化粧水など
アメニティがどれだけ用意されているかは、スタジオによります。もし必要な場合は、自分で持参しましょう。
スパバッグ
シャワーに持ち込むものが多い場合、温泉や銭湯で活躍するスパバッグにまとめておくと、持ち運びが便利です。
サプリ・美容ドリンク・スムージーなど
ホットヨガレッスンを受けた直後は、水分が不足していることと代謝が良くなっていることから、栄養の吸収率が高まっています。
そのため、とくに摂取しておきたい栄養素がある場合はレッスン後がねらい目です。サプリや美容ドリンクなどを用意しておくといいでしょう。
ホットヨガの持ち物をコンパクトにするコツ・おすすめバッグなど
どうしても多くなりがちなホットヨガの荷物を、少しでもコンパクトにするためのコツをいくつかご紹介します。
水素水サーバーやマットキープなどのサービスを利用する
スタジオにウォーターサーバーやマットキープのサービスがある場合は、荷物を減らすために思いきって利用するのも1つの手です。
料金はかかりますが、お水とマットがないだけでも手荷物はかなり軽くなります。
折りたためるヨガマットを購入する
MYヨガマットを買うなら、持ち運びに便利な折りたためるタイプのものがおすすめです。
通常のヨガマットは、くるくる丸めて収納するため幅をとりますが、折りたためるタイプならタオルのように折ってバッグの中にしまえます。
化粧品などは小分けにする
化粧水やシャンプーなどを持って行く場合は、旅行用の小さな容器に移し替えて、必要な分だけを持参しましょう。
容器は、100円ショップでもたくさん販売されています。
重たいものもしっかり入る丈夫なバッグを選ぶ
ホットヨガの荷物は、「行きはよいよい、帰りはこわい」です。
レッスン後のタオルやウェアは汗を吸っているため、帰りのほうが重みを増していますし、小さく収納しにくくなっています。
ですから、バッグはなるべく軽くて丈夫、かつ大きめのものを選ぶのがコツです。十分なマチのついたもので、濡れても乾きやすい素材のものがいいでしょう。
ヨガ専用のバッグも売られていますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
ホットヨガに必要な持ち物や、あると便利なグッズなどについてご紹介しました。
多量の汗をかくホットヨガでは、どうしても荷物は多くなりがちです。とくに仕事帰りに寄りたい方や、自宅からスタジオまで遠い方などは、スタジオに預けられるものは預ける、ウォーターサーバーがある場合は利用する、などの工夫をしてみましょう。
どうしても荷物を持って行くのが難しい場合は、スタジオでレンタルするか、ウェアやタオルがセットになったプランを選ぶことも検討してみてください。